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VineLinuxでSeaMonkeyの最新リリース版をビルド

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ノートPCのほうのVine Linuxをバージョン5.2から6に早いとこ上げたいのだが、自ら野良ビルドしたRPMパッケージをインストールまくりなので、間違いなくすんなりとアップグレードできない。
このままだと、SeaMonkeyのバージョン2.0系しか使えない。
でも、自分でビルドすれば最新リリース版のSeaMonkeyが使えるらしい。
このノートPCのスペックは、HDDの残容量以外、SeaMonkeyの開発元であるMozillaが示してる必要環境を大幅に下回ってるけどw





Vine Linux 5.2では、Mozilla系ウェブブラウザ(Firefox)のRPMパッケージが古い3.5.16で止まっている。
また、glibcのバージョンも古いため、Mozilla公式からバイナリ提供されている最新版が利用できないうえ、glibcだけバージョンアップするのも面倒だ。
加えて、同じglibcのバージョンの理由で、Operaというウェブブラウザの11.6系以降も利用できない。
しかし、プロプライエタリなOperaと違い、オープンソースなSeaMonkeyは自分でビルドできる。

hoge$ hg clone http://hg.mozilla.org/releases/comm-release/
hoge$ cd comm-release

RPMパッケージを作成するのは面倒なので、Mozilla公式の方法で作業を開始、ここで/home/hoge/comm-releaseディレクトリに以下の内容の.mozconfigというファイルを置いた。
i10n関係は公式の言語パッケージ(XPIファイル)が導入できるので、ビルド不要。
とにかく動きゃイイので、ビルドオプションでかなりディスってるw

mk_add_options MOZ_OBJDIR=@TOPSRCDIR@/objdir-sm-release
mk_add_options MOZ_CO_PROJECT=suite
mk_add_options AUTOCONF=autoconf-2.13
ac_add_options --disable-debug
ac_add_options --disable-crashreporter
ac_add_options --disable-elf-dynstr-gc
ac_add_options --disable-maintainer-mode
ac_add_options --disable-mochitest
ac_add_options --disable-silent-rules
ac_add_options --disable-tests
ac_add_options --disable-updater
ac_add_options --disable-update-channel
ac_add_options --disable-update-packaging
ac_add_options --enable-application=suite
ac_add_options --enable-crypto
ac_add_options --enable-dbus
ac_add_options --enable-optimize='-O -march=pentium3 -pipe -fomit-frame-pointer'
ac_add_options --enable-safe-browsing
ac_add_options --enable-startup-notification
ac_add_options --enable-storage
ac_add_options --enable-svg
ac_add_options --enable-xft

じゃあチェックアウトしたら、ビルド開始。

comm-release$ python client.py checkout
comm-release$ gmake -f client.mk
comm-release$ gmake -C objdir-sm-release/suite/installer

何故かチェックアウトで何度かコケたが、ビルド自体では-O2でスペック不相応な最適化に挑戦したとき以外はコケなかった。
だいたいのdevelパッケージを導入しているため、少なくともパッケージが足りないという理由ではコケなかった。
事前に意識してインストールしたのは、Mercurialとautoconf-2.13くらい。
ビルドとバイナリの圧縮が終了したら、/home/hoge/comm-release/objdir-sm-release/mozilla/dist/seamonkey-2.9.1.en-US.linux-i686.tar.bz2という圧縮ファイルをスーパーユーザで/usr/local/libディレクトリ内に展開するとともに、/usr/local/lib/seamonkey/seamonkeyというシェルスクリプトのファイルのシンボリックリンクを/usr/local/bin/seamonkeyという名前で作成した。
そしたら問題なく起動してるっぽいので、今、この記事をアップしているところ。
ちなみに、スクリーンショットのFluxboxメニュー内にあるSeaMonkeyへのショートカットは、自分でカスタマイズしたものであって自動生成されたものではない。
最近、Vine LinuxでもFluxboxに戻したんだけど、やっぱ軽くてイイわ。


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by hiroyuki_papa | 2012-05-22 01:30 | コンピュータ

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