エキサイトがOpenIDを発行しているというので、早速取得してみた。
OpenIDとは、ウェブサイトの垣根を越えて使用できる認証システム及びそのIDであり、Excite エキサイト : ITニュースによれば、大手IT関連企業がこぞって協賛しているらしい。
そこで、エキサイトにはソーシャルブックマークサービスがないため、OpenIDでそれら企業のソーシャルブックマークサービスを利用してみる事にした。
そ、そしたら、こいつらバカか!? OpenIDを発行しているだけで、OpenIDでログインできねーじゃねえか!!
調べに調べまくった結果、日本語の大手ソーシャルブックマークサービスのうち、OpenIDで登録できるのはPOOKMARK Airlinesだけ。
OpenIDに対して、イメージとしてはどこでも使える藩札みたいなものを期待していたのだが、その発行元の藩が「当藩が発行しているんだから安心です、ただし当藩領内では藩札を使わせませんし、当藩を含めて大手の藩は同じですけどね Ψ(`∀´)Ψ」と言って憚らないトンでもない紙屑だったのだ。
あと、ブログに書くには長過ぎるメモをオンラインで保存したいと思っていたので、本当ならエキサイトがWikiサービスを提供してくれたら有難いのだが、これがないからOpenIDで登録できる日本語のサービスを探しに探しまくった結果、あったのはLIMLICとスプリングノートだけ。
なお、スプリングノート日本語バージョンは現在工事中で今のところ日本語で記述できてもメニューは英語のようなので、そういう点ではPBwikiも条件に当てはまるが、それでもそこから発見が続かない。
ちなみにZoho Notebookもあったのだけれど、何とサインインがGoogleと米国Yahoo!のOpenIDに限られており、そりゃZohoにすればアカウントに加え認証システムすら限定しとけば管理が楽かも知れないが、それじゃあOpenIDの意味ないし、だったら最初からGoogleドキュメントを使うって!とツッコみたくなる。
さらに、写真共有サービスに参加したいと思っていたので、本当ならエキサイトが提供してくれたら有難いのだが、これがないからOpenIDで登録できる日本語のサービスを検索しまくった結果、写真伝心 Zoomrというコミュニティサイトに辿り着いたものの、以下のとおりつれなく返されてメンバー登録すらできなかった。
Zooomr API: Page not found のOpenIDのバージョンは 1.0 です。
エキサイト OpenIDは バージョン 2.0 のみ対応しております。
OpenIDバージョンチェック
何だ今のところコンセプト先行のぐだぐだな認証サービスだったんだって事で個人的には納得したが、その認識が間違っているのか、そもそも夢描いていた利用方法が間違っていたのか、それとも発行に比して受け入れが難しいのか…。