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コンピュータ : AntiX17のXMMSでの文字化け対策

スピーカー付き専用モニターとセットのとても古いメーカー製デスクトップPC(もちろんx86)を所有しており、そこそこの音を出すので、専ら音楽再生PCとして重宝している。そのPCのOSには、古いPCにも対応しているAntiX Linux17.1というDebian GNU/Linux系(stretchベース)の軽量ディストリビューョンをインストールしているが、このAntiX、デフォルトの音楽プレーヤーがXMMSというGTK1ベースのとても古いソフトウェアで、これを起動してみたところ、日本語が文字化けしていて使えない。そこで、文字化け対策を行ったときのメモ。





まず、ターミナルエミュレーターから以下のコマンドを打ってみる。

$ sudo cp /etc/gtk/gtkrc.ja /etc/gtk/gtkrc.ja.utf-8
$ gksu leafpad /etc/gtk/gtkrc.ja.utf-8

これでLeafpad(テキストエディター)がROOT(管理者)権限で開くので、この中から2箇所あるgtk-default-jagtk-default-ja-utf8に置換し、保存して閉じる。ターミナルエミュレーターも閉じる。これでXMMSを起動したところ、メニューの文字化けは解消された。
次に、プレイリストとメインウィンドウの文字化けを解消する。メニュー→オプション→設定→フォントと選択していき、フォントを指定している2箇所の入力欄に日本語フォントを入力する。例えば以下のように。

-adobe-helvetica-bold-r-*-*-10-*,-misc-fixed-medium-r-normal--11-90-*-*-*-*-*

最後に、「フォントセットの使用(マルチバイト文字のサポート)」のところをオンにし、適用ボタンを押下したところ、プレイリスト等の文字化けも解消された。
なお、この記事もAntiX17にインストールしたウェブブラウザーのSeaMonkeyから書いているが、日本語化(日本語フォント及び日本語入力ソフトの導入)の方法が様々なサイトで紹介されているので、まったく困らなかった。ちなみに、日本語フォントにはNoto、日本語入力ソフトにはfcitx-mozcをインストールした。


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by hiroyuki_papa | 2018-03-30 17:23 | コンピュータ | Comments(0)

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